日別アーカイブ: 2018年10月1日

IC1805:ハート星雲&究極のフラット撮影!

IC1805_20180919
撮影条件: ISO 3200_128秒×22枚&180秒×12枚
撮影カメラ: CentralDS ASTRO6D with HEUIB-IIフィルター
撮影鏡筒: ZWO-CN15F4 600mm with SkyWatcher,Coma Corrector(F4)
使用架台: Advanced-VX赤道儀 ガイド類: QHY5L-ⅡM 、190mmガイド鏡
撮影支援: ステラショット(導入・撮影・ガイド・ディザリング)
画像処理: SI7で基礎工事,仕上げPSCC2018
撮影日時: 2018/09/19 0:06:19~
撮影場所: 山口県柳井自宅庭独り黙々と撮影している山口のじぃが居ます。

先回のレムナントの前に撮ったIC1805:ハート星雲です!
撮り始めて10枚ぐらいから、ヒストグラムの山がグングン左に移行!

あわてて各種設定を見直すも異常無しッ!で、外へ出てお空を見上げると、
な、な、なんと~ッ!ふぅ~あぁ!な星空ッ!ここは皇座山かッ!?

設営中に見上げた空は、ま、自宅庭だから仕方ないか!?って、感じだったのが、
地球と宇宙の狭間に居るよぉな感じ!視界にあるのは悠久の時を刻んできた宇宙!

・・・はい、ロマンティックにもほどがあります!ははっははっはははっはは!!

で、露光時間をどぉするか?このまま設定枚数の35枚を撮るか?
はい、天体撮影の最高の機材は「お空の状態」!で22枚のところでストップ!

素早く試写したのち、180秒で再スタート!となったわけでございますぅ!

フラットは暗い方のヒストグラムに合わせて撮って、当てる時にステライメージ
で、調整しました!はい、合ってませんねぇ!ははっははっはははっは!!

ま、四隅グラデマスクでチョチョイのチョイ調整済みではあります!テヘッ!

で、このフラットなんですが、当ブログでも何度か私のフラット撮影方法を
書いてます!

撮影後、鏡筒を水平にしてトレペ6枚越しに被せ、5Mほど離れたところから
白色LEDミニ懐中電灯で鏡筒に向かって照射ッ!

これも、当初は2Mぐらいからの照射で、シャッター速度で調整してましたが、
どぉせ独りぼっちなら、皇座山の駐車場で思いッきし離れて撮ったろぉ!

で、離れれば離れるほど、エェ感じ、OッK~!(ローラ風)な結果が出た!
今、現在は自宅庭でも皇座山でも5Mほど離れてシャッター速度は3秒ほど。

懐中電灯はハイローのローで使用!

で、この夏の「新月期2回騙され期間」に、ある実験を行ってました!
それは「究極のフラット撮影方法は何かッ!?見果てぬ夢を追い求めて!」
で、あります!ははっはははっはははっはははっはははははっはははっはは!!

そして、実験結果は!?・・・光源は全く関係無いッ!で、あります!
LEDやELや薄明開始時のスカイフラットや曇り空フラットなどなど!

これらは全て「均一」な光源を求めた結果で、ガス!(フムフム)
フラットの目的は「均一」であって、光源では無いので、ガス!(フムフム)

私が行った実験は、まず、光源との距離による均一度の比較で、ガス!
はい、まさか、究極のフラット撮影が生まれるとは予想してなかったので、
写真は撮ってないのよねぇ!ははっはははっはははっははっはは!!

ただし、その実験結果によって、究極のフラット撮影用フードを作成中なので、
その画像は近日公開できると思います!(ウキウキ)

実験の結果、光源との距離はさほど重要では無いことがわかりました!
皇座山駐車場での2Mと5Mとの差異は、その時使った光源とトレペマスクの
相性がたまたま好結果を生んだだけで、ガス~ん!

で、実験中、ふと思ったのが、6枚ほどのトレペの位置で、ガス!
鏡筒の先にトレペ6枚を重ねてセットしたマスクがあります!

私は、おもむろにそのマスクを外し、顔の前にかざし、光源を見ました!
よ~く見ると、意識してみると、5M先の光源がぼ~んやり見えるのです!

たしかに、光源をEL板など板状にすると、光源自体の確認は出来ないが、
均一の保証は光源の能力あるいは形状に依存しますよねぇ!?

そこで、今度は、トレペを1枚づつ10cm間隔でセット!これが難儀しました!
どぉなるかわからない実験のために6個もトレペ枠を作れないので、食洗器の
皿挟む枠やら、家中のブックエンドやら、包丁研ぐヤツの隙間やら、
オーブントースターのパンを置く台やら、昔のCDラックを横にしたり・・・
ま、語るも涙聞くと笑う苦労がありました!

これらは写真を撮っておくべきだったと後悔してます!
ハッハハッハハッハハハッハ!!

結果発表~ッ!(浜ちゃん風に)

「均一度=トレペ間隔の距離の二乗に比例する」

これは奇しくも、かの万有引力の法則と比例・反比例の違いだけで、ガス!
ははっはははっははははっはははっは!!

6枚重ねで見えていた光源が、トレペ10cmほどの間隔3枚で光源消滅!
見えているのは四方どこまでも均一な霧の世界!

これを専門用語で、五里霧中と言います!魑魅魍魎ではありません!!

ハハッハッハハッハはハハッハハハッハハッハ!!

 

 
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