年賀の手持ち銀河で使ったM51はいつものフラット処理でした。
※いつものフラットファイルの作成手順
撮影後に愛車流星号の白ボディーに白色LEDライトを当てて、
トレーシングペーパ6枚ほどを通して撮影。
で、撮れる時と手を抜いた時に使いまわすフラットファイルがもぉ、
バラバラで何が何やら意味不明状態。
そこで、昼間にキッチリ撮影をして整理しておこうとなった次第です。
今回のフラット撮影は、室内にて蛍光灯の真下にBKP130鏡筒を立て、
1mm厚の乳白色アクリルパネルを通して行った。
カメラはモノクロモードにて撮影。
天体撮影自体は試写でヒストグラム中央を確認後本撮影しているが、
空の状態や対象の種類によっては若干左右する。
なので、ヒストグラムの山が中央と山ひとつ左右になるシャッター速度で、
30枚づつ3種類作成。フラット用ダークも同じ数撮影。
そして出来あがったファイルをL(山左)R(山右)C(中央)に
分けて保管。
この3種類のファイル自体も(30枚コンポ)と(15枚コンポ)を作成し、
それぞれL&Lh、R&Rh、C&Chと6種類のフラットファイルをブレンドして
ライトフレームに合わせて使おうと思っています。
で、今回のM51はヒストグラムの山が気持ち右寄りだったので、
C+Rhをブレンドコンポして使用。
撮影条件: ISO 1600_480秒×12枚
撮影機材: Kiss X6i_SEO-SP4C with HEUIB-II MFAフィルター
愛筒BKP130 with TSコマコレクターBy Senior MICHIE
使用架台: A-GT赤道儀、ガイド:RFT80S+イメージシフト+NexGuide+祈り
画像処理: SI7でダーク・フラット処理、12枚コンポジット、フラット気合い仕上げ
撮影日時: 2014/12/31 3:19:27~
撮影場所: 山口県柳井市自宅庭今年はマジメにやろうと思う山口のじぃがいます。
フラットの当たり加減は、ライトフレーム一枚を使い、とりあえず周辺減光が
処理されれば当たりと言うことで、使用。
私、天体を撮影してわが手に取り込む行為、それ自体を趣味にしていまして、
我が手に納まれば、さしてその質にあまりこだわりはありません。
いわば「撮ったどーッ!」の世界です。
こういった次元での楽しみは、ヘロヘロ機材で充分堪能できるのであります。
なので画像処理などにあまり真剣に取り組む気がしなかった。
が、しっかし、今年はちょっと画像処理の一年にしよっかなぁと・・・。
目標
ヘロヘロ機材で撮影したモノを画像処理でどこまで質を向上さすことが出来るか。
目標達成の確認は具体的には天体雑誌への投稿および入賞などがある。
ま、こんな感じで今年の目標にしてみました。
ハハハッハハハッハハハハハ!!!